映画「チェ・ゲバラ☆伝説になった英雄」
![]() | 伝説になった英雄 [DVD] 販売元:エプコット |
1997年 フランス/96分 監督:モーリス・ダゴソン
ドキュメンタリーでゲバラの歩んだ一生を紹介してくれます。
ゲバラの周辺の人達、カストロまでもゲバラについて話してくれてます。
何も知らなくてもこれでゲバラのことをかなり知ることができます。
でも内容はかなりヘビーですが・・・。
これは。。
この映画は。。この前見た、「人々のために」とえらく見終わった後の気持ちが違うわ。。
この映画、泣きそうです。泣くというよりももっと嫌な感じでもやもやというか。。
「人々のために」でゲバラに完璧に惚れたあたし・・・今回の「伝説になった英雄」でかなり悲しく切ないブルーな気持ちになってしまった。
このなんとも見た後の気分が違うのは、アルゼンチンとフランスの差かね。これは。
アルゼンチンはラテン系というか、明るい感じやったんやけど、こっちフランスのんはゲバラの人生丸ごと描いてて、特にボリビア~最後までの内容が濃いくて、これでもかとガンガンきます![]()
なんか頭痛くなってるし。。今。辛い。惚れたから余計辛いんだろうね←かなり妄想です。放置してね。
キューバ革命の後からが、長く、そして、内容が濃い(どうやって捕らえられ、殺されたかとか)ので、ゲバラ好きとしては、かなり悲しい気持ちに。。。
あんなに輝いていた人が、政界を追われ(自ら出て行き?)行き場がなくなり、たまらない孤独感に襲われ、最後は悲壮感に溢れてきます。
理想だけが支えでゲバラは生きてる。ゲバラにはそれしかないんですから。。
なのに、ゲバラの描く美しき理想が、こっぱみじんに玉砕されるというか。
彼の純粋な信念が、こんな最後をむかえるなんて。。
最後なんかゲバラの隊は20人でボリビア政府軍は2000人で追跡とか言うてたよ。
そんなん弱いもんいじめちゃう?
なんでそこまでゲバラを追い詰めるんだ?世界は?てかアメリカは?なのかな。
それぐらいの脅威なんだろうね、ゲバラが。
ゲバラは死んでしまったけど、今もなお勢いあるもんね。影響力すごいわ。
ついに南米からうちん家までやってきたし(笑)
生きてる時よりもパワー増大したんちゃうかな?
でも、捕らえられて、殺される最後まで、勇敢やなって思います。
CIAの捜査官フェリックス・ラモスに「売国奴に話はない!」と顔にツバを吐いたらしい。
てかこのフェリックス・ラモスはボリビア人なんでしょうか?そこんとこはよくわからんが売国奴であることはまちがいないのでしょう。
ゲバラの遺体がボリビアのバリエグランデの洗濯小屋で、みんなの見世物みたいになってるシーン。
きっちり映像が出てきます。
かなり辛いです。
日本人にはこれはあんまり考えられません。
ラテンアメリカの文化的にはどうなんでしょうか?OKなの?
しっかし、ゲバラの最後は、いろいろと考えてしまうのです。
現実はそんな甘くないわよ。なんやいうても汚い奴らがのさばる世の中なのか。。
美しき理想なんてばかばかしい夢物語でありえないのか。。
とかいろいろな思いがグルグルと回り、すんげーやな気分になります。
きっとゲバラがいたら、こんな優柔で迷いの多いあたしに、ガツン!と喝をいれてくれるでしょう。
「逆境を克服すれば、不可能も可能になる。きっとできる!」とか言ってくれそうです。←妄想です。
あんなに勢いのあったゲバラが、こんなぼろぞうきんみたいに洗濯小屋でゴロンと置かれ、みんなに見物されるなんて。
ずっと人々のためにと、戦ってきたのに。
自分の祖国アルゼンチンちゃうで、キューバやで。コンゴやで。ボリビアやで。全部ひとさまの国やんか。
でも、ぼろぞうきんみたいにされても、ゲバラの目は綺麗だった。本当に。
あでもね。ゲバラもキューバ革命後、前政権の拷問担当官を600人ぐらい処刑したらしいです。
怖いとこありますよ。
でもでもでも・・・。
戦争ってのは、嫌なもんですね。
「祖国か。死か」ですもんね。中途半端のどっちつかずは許されないもんなー。
みんな仲良くできるのが一番の理想です。
やっぱガンジーでも観る方がええのかな?観たことないけどさ。
これを観て、すごく気になり出したのは、ゲバラとカストロの関係です。
カストロが、ゲバラの理想主義についていけなくなり、厄介ばらいに、政界から追い出した説もあるみたいなんだけど、実際んとこどうなんでしょ?
「なぜボリビアを革命の地に選んだのか?」という問いを、最期暗殺?される前に聞いたらしいんです。
「自分一人が決めたのではない。いろいろな立場の人の判断で・・・」とゲバラが返事。
「じゃ、カストロか?」と聞くと
「違う」とゲバラ。。
どないなん?その辺。気になるんですが。
あたしとしては、カストロとゲバラは仲良くとまで行かなくても、そんな厄介ばらいで、言うてみれば、間接的に殺す気でボリビアに送り出したとか思いたくない。
そんなん悲し過ぎる。
でも、カストロが、チェの別れの手紙を公の場で読み上げたことに対して、チェはすごく動揺し怒ってたようです。
「もうこれでキューバにはもどれなくなった」と。
カストロはそうなることを計算ずくで読んだんかな?どないなんそこんとこ。
カストロ自身は、この映画の中で、チェとは最後まで仲が良かったと言ってますが・・・。
シエナマエストラからボリビアまでチェと一緒だったベニーニョさん(この人は生還した)も、「カストロは悪くない」と語ってます。
でもカストロは、今まで生きてきて一秒たりとも他人からの評価を気にしたことがない男(自分で言うてた)ですよ。
一人で勝手に仲良いと思い込んでる場合がありますよね。
すんごい、カストロさんが気になります。
なもんで、次は「コマンダンテ」観てみようと思います。
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