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脳:「ものを見る」経験→視覚発達…たんぱく質がカギに

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脳の発達初期で、視覚をつかさどる神経回路が活発に形成される「臨界期」を開始するたんぱく質を、理化学研究所脳科学総合研究センターなどがマウス実験で発見した。このたんぱく質は網膜で作られて大脳に運ばれており、「ものを見る」という経験が視覚発達のスイッチ役を果たすことを裏付けた。弱視の治療につながる可能性があるという。

 生まれた直後のマウスを暗室で飼育すると臨界期がなくなり、視覚の発達が遅れることが知られていた。しかし、ものを見る経験が脳の発達に影響する仕組みはなぞだった。

 同センター神経回路発達研究チームのヘンシュ貴雄チームリーダー(神経生理学)らは、脳の視覚野に多く分布する「Otx2」というたんぱく質に着目。生後から暗室で飼育したマウスの脳にはOtx2が見られなかったが、脳にOtx2を注射すると臨界期が始まった。

 また、Otx2は網膜で作られ、ものを見るという経験に応じて脳に運ばれることも分かった。ヘンシュさんは「ヒトにも同様の仕組みがあると考えられる。Otx2を利用し、成長後でも人為的に再び臨界期にすることができれば、弱視の治療などにつながるのではないか」と話している。7日付の米科学誌「セル」に発表した。【西川拓】

毎日新聞 2008年8月16日 21時53分

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